***










「わーー！実がなってる！！」




子どもたちが、梨の木の周りに駆け寄りました。




「すごぉい！！」




「もってかえってママにむいてもらおーっと！」




「ママにパイ作ってもらおーっとｖｖ」








梨の木は、嬉しそうに葉っぱを揺らしました。


もっともっと子どもたちと仲良くなろうと、たくさんたくさん実をつけました。














*・° *・°

















それからというもの






その小さな丘は








たくさんの子どもたちで賑わい、




毎年たくさんのわたぼうしたちで賑わい、















ひとりぼっちだった梨の木は　もう寂しくなんかありませんでした。























小さな丘の　大きな梨の木と小さなわたぼうし。




















その小さな丘は　「ぐるぼうし」　と名づけられましたとさ。

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　　　　　　■ Fin ■



Dear Emi.
Thank you for your kindness.
I love this story very much★


　　　　　　　　　　　　　From Eri.